はじめます 大航海時代Online きらいをきらうことなかれ

きらいをきらうことなかれ

 機雷について思う事、それは機雷というものが脇役に徹しすぎてはいないかという点です。機雷を撒き過ぎると必要な場面で撒けなくなってしまう。ゆえにこれを撒く場合は「必ず接触すると思われる場面でしか撒かない」という考え方、つまり効率論が趨勢を占めていると思うのです。しかし考え方ひとつでガラリと認識が代わってしまう事もある。

 機雷が有効に活用できる場面がインファイトだけだとするならば、それは否だと声を大にして言えます。よく考えてみると相手の耐久に対してダメージを与える方法は、ルールに基づく模擬にあっては砲撃と機雷だけです。そうすると殆ど砲撃のみで戦うというのは、二つある腕の内、利き腕しか使っていないという事に他ならない。機雷と砲撃という両腕を使ってはじめて攻撃の最大化を図れるのです。利き腕を封じられても戦えるという利点は攻撃の幅を増やす事で、多様な選択肢を生み出す事になる。

 そう考えると、機雷がフィールド上に一つもない状況が途轍もなく勿体なく見えてくるのです。これは従来の素朴な効率論に対するアンチテーゼにもなります。荘子のいう「人は皆、有用の用を知るも、無用の用を知るなきなり」という事に通じるような気がします。従来の考え方であれば、必ず当たると見込みのない機雷は無用であると言えるでしょう。しかし無用の用を知れば機雷の認識も変わってくる。機雷はフィールド上に常になければ勿体ないもの。そして当たるで「あろう」という見込みがあれば、確証がなくても撒く。という姿勢が重要になってきます。最初は常にフィールド上に散らばって、5個程度が常に撒いてある事を意識すればいいでしょう。

 撒き方はインファイトではなくとも、速度を乗せている状態の者も撒きます。敵艦と並行になっている状態を想像してみると速度の劣る相手方は自分のケツを取りに来る。そんなときは機雷を数個まいて退散する。もしくは敵味方が争っているその周囲に撒く。というような形で撒いていくと良いでしょう。とにかく踏んでくれる「だろう」程度の認識で撒けば良いのです。

 機雷が周辺にある状況を想像してみてください。中長距離で攻撃に転じている相手にとって、しょうもない機雷で少しずつ耐久が削られていくというときの苛立ちを。高々一個のひ弱な機雷の為に機雷除去を入れてしまえば攻撃力は減じ、機雷除去を入れなければ何もしなくとも耐久が削られるわけです。その積み重ねは最終的に甚大なものになります。それは微小なダメージを修理するという資材にとっても重大な損失です。このときの焦燥感は否めません。これは微小なプレッシャーなのです。他者に機雷の上手な使い方ではないと馬鹿にされてもいいのです。それが艦隊にとっての利点であるのですから。機雷を撒き過ぎず撒かな過ぎず、結論は中庸を守るという事なのです。こうした事を意識することが、艦隊の総合力を充実させる事であり、ひいてはその上策になり得るのです。
2015-06-15 ( 月 )  はじめ語録  コメント : 0  トップ
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